<   2024-12   >
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
2009年07月27日 19時28分

毎日パッとしない日が続いています。

今年の梅雨前線はどうなっているのでしょうね。

日本の今の政治のように迷走しているみたいですね。

今日は、正体不明のだるさについて書いていきます。

     

現代は、とにかく多忙な社会。昼間は時間と仕事に追いかけられ、

食事は不規則、夜は睡眠不足、疲れた体に鞭を打って毎日を送って

おられる方も多いのではないでしょうか。

昨今では「慢性疲労症候群(CFS)」という病気に悩まされる方も

増加しています。

この病気は過労や睡眠不足、栄養の偏りなどから常に疲労を感じて

おり、朝起きられない、昼間も体がだるい、そして仕事や日常生活な

どに支障が出るという、普通の疲労がさらに悪化したような状態をさし

ます。体そのものには病変がないため病院での検査値などには異常

がなく、疾患として認められにくいものでしたが、あまりにもそのような

人が多いためこのような病名がつきました。

忙しい日常生活の中での現代病とも言えるかもしれません。

このようにどこが悪いというわけではないが体がだるい、食欲がない、

虚弱体質、病み上がりで体力が回復しない、夏バテで元気が出ない、

というように「体のだるさ」でお困り方も一度「気虚」を疑ってみてください。

補中益気湯で成果があがるかも知れません。 :memo:

null

☯漢方茶論 コメント(0)
 
2009年07月24日 18時43分

人体を構成する要素の一つに、漢方には「気(き)」という概念が

あります。「元気」の「気」です。気とは、体を動かしているエネルギ

ーのようなもので、目には見えませんが、体の中をくまなく循環して

います。健康な体では、気が滞りなく全身を巡っているのですが、

体力が低下したりストレスがかかったりすると、気の巡りに悪影響

を及ぼし、気の流れが滞ったり、循環する気が足りなくなったりして

きます。
         null

この気が足りない状態を漢方では「気虚(ききょ)」と言います。

気虚の状態では、体が正常な機能を維持することが困難となります。

胃腸機能が低下して食欲不振が起こったり、疲れやすい、だるい

というような症状も現れてきます。

気虚は病気をして体力が低下している時や、過労や睡眠不足が

ある時、きちんと食事がとれていない時、また夏の暑さ負けでも

起こります。

体に負担がかかっている時に起こり、さらに体に疲労感を与える

のです。

したがって、このような気虚による疲労感や胃腸機能の低下は、

足りなくなった気を補っていけば良いということになります。気を

補い体に元気をつける漢方薬が補中益気湯という処方です。

夏ばてやなぜかダルイ人には是非お奨めの漢方薬です。

   夏用漢方処方各種:arwbottom:

☯漢方茶論 コメント(0)
 
2009年07月21日 19時27分

夏は暑気のためにひどく体力が消耗しますので、なるべく消化しや

すくて栄養分のあるものを食べる必要があります。

      null

暑い時期ですので体の熱になるような食べ物、例えば糖質(甘い物)

や脂っこい物は控える必要があり、消化しやすいタンパク質やビタミン

、ミネラル(緑黄色野菜など)を十分摂るようにします。

それにはウナギを食べると良いと、二百五十年ほど前に漢学者の

荻生徂徠(おぎゅうそらい)が教え、後に蜀山人や平賀源内らによって

宣伝され現代に伝えられています。

ウナギはビタミンAと消化の良いタンパク質を多く含んでいます。

関東風と関西風の二通りの調理方がありますが、夏場には関東風の

一度、白焼きにしてから蒸して適度に脂肪を落としてからたれで焼く

やり方のほうが夏痩せの食べ物として最適です。

あつあつの蒲焼に山椒の粉を振りかけて食べるのは、まさに

夏の食味の王様です。

ちなみに山椒は漢方では脾胃(胃腸)を温める聖薬です。

今年は一昨日(7月19日)と7月31日の2回、「土用の丑」の日が

あります。

夏の土用は平気法では立秋の前の18日間、丑の日が二度の年は

約2年に1回の割合で訪れます。

民間伝承を根拠とするならば、土用の丑の日に食べるものはウナギ

ではなく「う」の付くものなら何でもいいのだとか・・・。

うどんでもいい訳で、ウナギ以外には、梅干や瓜などを

食する習慣もあったようですが、今では殆ど見られません。

また実際に丑=牛を食べる方が語句的には合っていそうですが

当時の日本は牛や馬などの肉食は日常的ではなかったようです。

♣健康歳時記 コメント(0)
 
2009年07月19日 11時21分

null

 
2009年07月17日 14時58分

梅雨も明け本格的な夏の訪れとなりました。

強い日差しと寝苦しい熱帯夜に悩まされます。:sun1:

そして、突然の雷雨も夏の風物詩です。

カミナリが鳴り出すと子供たちに「雷さまにおへそを取られるぞ!」

と脅しながら寝具をかけ昼寝させ、お腹を冷やさないように気遣う

姿もよく見かけます。

学問の神様として知られる菅原道真ですが、雷神としても知られ

ています。藤原氏の政治的な策略によって大宰府に左遷され、

悲嘆のうちに亡くなります。その後、平安の都では疫病が流行し

落雷や火災が相次いだことから、これは道真公の怨霊(火雷天神)

の祟りと恐れられます。

道真公の元領地だった桑原だけには雷が落ちないと言ううわさが

流れ、それ以来、人々は雷が鳴りだすと「桑原、桑原」と呪文を

唱えるようになったそうです。:memo:

時の天皇は、北野に霊廟を建て、天満大自在天としてその霊を

慰めたのが現在の北野天満宮です。  参考「北野天神縁起絵巻」

そこの彼女!へそ出しファッションは要注意ですよ:hahaha:

♣健康歳時記 コメント(0)
 
2009年07月15日 13時28分

梅雨も明けて、夏本番:sun1:

当店のカウンターも夏景色に模様変え・・・:**:

null

@日記 コメント(0)
 
2009年07月13日 18時17分

田七人参には様々なパワーがあります。
田七人参を知って自然治癒力を高めよう!

null

◎田七人参とは
田七人参は、2億5千年前の化石にその存在が確認された生命力
の強い植物です。他の栽培野菜には含まれないミネラルや注目す
べき機能性成分を多く含んでいます。畑から栄養素を根こそぎ吸収
するその力は、高麗人参をはるかにしのぎます。

中国医学では、全ての病気は「血液の滯り」に原因があると言われ
ています。田七人参に含まれる成分によって血液が浄化されると、
血流にのって酸素と栄養素が全身に運ばれ体内の各器官が活性
化します。これによって血液中の中性脂肪や悪玉コレステロール
を防ぐことができるのです。

◎田七人参の働き
田七人参の成分は、サポニン、フラボノイド、ステロール、有機ゲル
マニウム、鉄分、アルギニンなど。
その他に田七人参特有のトリテルペン配糖体などがあります。
特にインターフェロンを誘発する有機ゲルマニウム含有量は
朝鮮人参の1.5倍程度もあると言われています。
従来の朝鮮人参が血圧を上げる傾向があるため高血圧症の人
に不向きなのに対し、田七人参は血圧が高くても低くても正常値
に戻す働きがあることは特筆すべきでしょう。
さらに中国雲南省薬物研究所の発表によれば、滋養強壮や生理痛
の緩和、貧血や不正出血の症状の改善、アレルギー性疾患や
自律神経失調症などにも有効であるとされています。
田七人参の効能の根本は、増血作用、止血作用および
血液の流れを潤滑にするところにある、と言えます。



「田七人参」は、中国では古来、肝臓の健康食品とされ、
「金不換」(お金に代えがたいほど貴重)とも呼ばれ、国賓への
贈答品として珍重されてきました。
肝臓病の特効薬として有名な中国薬「片仔廣」(へんしこう)の
成分の85%は「田七人参」です。「田七人参」は、
ウコギ科ニンジン属の根です。
7年もの間、中国雲南省の土の中で育ち、あらゆる天然養分
を吸収しています。有機ゲルマニウムやサポニンをはじめ、
各種ミネラルや田七ケトンといった特有成分などを豊富に含み、
その栄養価の高さ、機能性において大変貴重なものなのです。

◎田七人参の飲み方
田七人参は非常に固く、そのままでは服用できません。
粉末にして服用する方法が一般的です。
田七人参の苦味が気になる方は、蜂蜜入りのお湯で飲んでもよい
でしょう。
1日分の目安は、100%の田七人参の粉末で3~6グラムが適量です。

症状や体質に合わせて他の漢方処方とも服用できますので、
ぜひ、お気軽にご相談下さい。

 
2009年07月10日 15時11分

null

♣健康歳時記 コメント(0)
 
2009年07月08日 19時40分

夏場に多い「水毒」とは・・・

水分の摂り過ぎなどで、体内に余分な水分が溜まって・・・例えば

三半規管に水が入るとめまいになったり、気管に溜まるとゼンソク

や鼻炎になったり、関節に溜まると関節炎や関節リウマチになる

と言った様に色々な病気を起こします。

null

この「水」が原因になって起こる病気は非常によく見られるので

漢方医学では、これを「水毒」といって水の弊害を説いています。

朝、気持ちよく起きられるのが健康人ですが、いつまでも寝ていた

かったり、眠くて体がなんとなくだるいと感じるときは、前日の水分

が多すぎたためです。 朝時間が来て起きてはみたが、体がどこ

となくだるい。顔が腫れぼったい、手を握ってみると腫れぼったくって

ぎこちない、歩くとフラフラする、中年を過ぎた人では腰が重かったり

歩き始めに脚関節が痛んだりする、その上頭が重く考え事がまとま

らず、よく忘れる。 こんな不快な状態だけど出勤時間がくるので

支度をしなければなりません。 家は出たけれど、足がだるくて重い

バスに乗るために走ると、妙に息切れがして動悸が打つ。

会社に着いたが朝の間は頭がぼんやりして、体もだるく能率は上が

らないけど、お昼ごろから次第に元気になる。

こんな症状が、実は「水毒」の始まりなのです。

この赤信号を無視して水を飲み過ぎると病院に駆け込むことに・・・・

しかし、病院では検査をしても特に異常は認められず、自律神経失調症

や、挙句の果てにはノイローゼとして扱われます。

・・・・やる気はあっても体がついてこん・・・・的な:ase:    つづく

☯漢方茶論 コメント(0)
 
2009年07月06日 17時50分

クーラーはほどほどに

クーラーの普及した昨今、屋内のすべての環境が快適な状態に

なっています。 しかし、体質によっては非常に冷えて健康を害し

ている方も少なくありません。クーラーの温度は27℃前後に設定し、

外気温との差が5~7度になるようにしましよう。

       null

人間には本来、環境適応能力が備わっています。 ところが、

クーラーという人工的な環境の変化によって、その体温調節機能に

変調がおこり、自律神経失調をきたし様々な症状を引き起こすことが

あります。 このような体調の変調を総称して「クーラー病」といって

います。 症状は多様で体の冷え、倦怠感、頭痛、肩こり、腹痛、

下痢、生理不順、食欲不振などの胃腸病、腰痛、神経痛などです。

これらの冷えが原因で起こる症状に対して西洋医学では根本的

治療法がありません。漢方薬が非常に得意とする分野です。

漢方薬は西洋薬には無い、補気(気を補い元気をだす)や体を

温める作用があるからです。

こんな症例があります。 35歳の女性。真夏の暑い最中のご相談、

会社の事務所のクーラーで冷えて毎日寒い思いをしています。

家に帰ると主人が暑がりでクーラーを付けっ放しにしています。

食欲が無くなり、生理不順も起こしています。全体的に体が不調で

早く夏が過ぎれば良いと言います。いろいろ尋ねてみました。

典型的なクーラー病とは思えなく、日頃から脾胃が弱いために

寒さの影響をもろに受けていると判断しました。そこで、胃腸虚弱の

基本処方(四君子湯)のみを服用してもらいました。

一ケ月もしないうちに、クーラーが気持ちよく感じると言ってきました。

それから三年が過ぎています。四君子湯を現在まで続けてのんで

おられます。続けていると体調が非常に良いと言われます。

この方のように、胃腸の働きが通常レベルより低い人は漢方薬を

続けることで健康を保っていけるのです。  つづく

☯漢方茶論 コメント(0)