昨日の“口臭”の続きです。
口臭の中には、口腔内に原因がない場合もあります。
便臭のような口臭がする場合は、胃腸とくに腸に原因があります。
腸の中の悪玉菌が多くなり、それらが発する悪臭が腸壁から
吸収されて肺から呼気として排出されます。
この場合は、まずは便秘を治して善玉菌を増やす食事を
心がけましょう。(オリゴ糖、食物繊維、醗酵食品などを多く)
また、アンモニア臭のする口臭は糖尿病や肝臓病の可能性
もありますので早めの受診が必要です。
また、疲労時やストレスが多いと胃の調子の悪くなり
消化管内(口腔内も含む)の粘膜が弱って菌に対しての抵抗力が
低下して菌が多く繁殖して口臭が発生します。
予防と治療には口腔ケアは当然ですが、その人の体質にあった
体質改善が必要になります。漢方薬が効果的ですので“口臭”で
お悩みの方は、ぜひご相談ください。
口臭に良く使う漢方薬と口臭除去用口内洗浄液です。↑
昨日、テレビ番組「たけしの本当に怖い家庭の医学」で“口臭”を
取り上げていました。
なかなか参考になることを言っていましたので、その一部を
ご紹介いたしましょう。
患者 A
一流のアニメ声優を目指して頑張る傍ら、週に3日24時間営業の
スーパーで働くT・Aさん。仕事柄、口臭には気をつかい、歯科医で
の定期検診、丁寧な歯磨き、マウスウオッシュと十分すぎるくらい
のケアをしていました。
そんなある日、食事中にドブのような異臭を感じます。
てっきり同僚の口臭だと思い込んでいましたが、その後、発声練習
をすると、喉が強く痛むなどの異変に襲われるようになります。
症状
(1)異臭がする
(2)喉の強い痛み
(3)38度の熱
(4)強烈な異臭がする
診断
舌扁桃炎(ぜつへんとうえん)
<なぜ、口臭から舌扁桃炎に?>
「舌扁桃炎」とは、喉の奥、舌の付け根にある「舌扁桃」と
呼ばれる免疫器官に炎症が起きてしまう病。近年、中高年の
女性を中心に患者が増え、年間30万人以上がこの病を
患っていると考えられています。
その最も大きな原因は風邪。風邪をしっかり治しきらないと
起こってしまうのです。
風邪をひくと、知らず知らずのうちに鼻水が喉の奥に垂れ、
舌扁桃に付着します。それが長期間繰り返されると、鼻水に
含まれる細菌で舌扁桃が炎症を引き起こしてしまうのです。
炎症とは、白血球が細菌と戦うことで起こる免疫反応。
その結果、白血球や細菌の死骸が粘膜に付着し、臭いを発して
しまうのです。
そう、扁桃や喉に炎症が起こるだけで、口臭は強くなるのです。
しかし、臭いにも気付かなかったT・Aさんは、単なる風邪と軽く
考え、放っておいてしまいました。でも、それも無理はありません。
人の嗅覚は、臭いの刺激にすぐに慣れてしまうため、常に起きて
いる口の臭いは、感じることができないのです。こうして炎症は
ますます悪化。
ついには舌扁桃に、「膿栓(のうせん)」と呼ばれる強烈な口臭の
原因を作りだしてしまいました。
そもそも舌扁桃には、細菌をたくさん捕らえるため、表面に
「陰窩(いんか)」と呼ばれる小さな窪みが無数に開いています。
ところが、慢性的に炎症が続くと、この陰窩に白血球や細菌の
死骸などが詰まってしまうのです。これが膿栓と呼ばれるもので、
ドブのような強烈な臭いを発するのです。
食事の時だけ強く臭いを感じたのは、たまった膿栓が食べ物と
共に飲み込まれ、その臭いが鼻の奥に上がってきたことで感じた
のです。
口臭の9割は、歯周病や進行した虫歯、溜まった歯垢など、
口の中に原因がありますが、T・Aさんのように喉の病や糖尿病など、
他の病のサインとなっている場合もあります。
だからこそ口臭には注意が必要なのです。
という内容でした。
当店でも“口臭”の予防と治療に効果的な漢方処方がありますので
ぜひ、ご相談ください。
マゴワヤサシイ・・・
何の事かわかりますか?
孫がやさしい・・・って。
私には孫はまだいません。
答えは、健康に良い食物の頭文字でした。
とくに、メタボが気になる方にはオススメの食材です。
今日は暑くて、風の強い日でした。
みなさん、体調こわしていませんか?
自律神経が不安定になる時期です・・・・気をつけましよう・・・
さて、今日は笑いのススメ・・・のお話です。
日本笑い学会副会長で産婦人科医の昇幹夫先生も、「笑う」という
ことは病気の予防になると話ています。
我々の体内では毎日ガン細胞が5,000個も発生しています。
しかし笑うことにより一挙に1,000個のガン細胞が消滅するそうです。
1994年の日本心身医学会の会誌に、ガン患者にお笑い芸を聞か
せるとNK細胞(免疫)が活性化されると掲載されています。
ちなみに、笑うことだけでなく、泣くこともNK細胞を活性化すると
付け加えられています。
若さを保つキーワードは、「笑う」、「遊ぶ」、
「地域や人のためになることをする」~利他~
の3つだそうです。
趣味を持ち楽しみ、人と交流を持つことで、老化の進行を遅らせる
ことが可能なのです。
布袋さんのように、いつもニコニコ笑っていたいものですね。
明日4月8日はお釈迦さまの誕生日。
あちこちのお寺で『潅仏会』~かんぶつえ~の法要が行われます。
お釈迦さまの小さな像に「甘茶」~あまちゃ~をかけて
お祝いします。
お釈迦さまは誕生した時に四方に七歩歩んで、右手で天を指し、
左手で地を指して、
【天上天下唯我独尊】 ~てんじょうてんげゆいがどくそん~
と仰ったそうです。
生まれてすぐに立ち上がって歩いて、しゃべった・・・・
さすが、仏さま。
意味は、“我は世界のうちで最もすぐれた者である” と
自信たっぷりで独善的にも聞こえますが、別の解釈もあります。
天上天下・・・この世界、宇宙には
唯我独尊・・・人類全体、物質全体、惑星全体、宇宙全体は
たった1つの根源存在の体の一部であり、
それが繋がる本体は1つである。
だから、たった一つの存在しか宇宙にはいない。
哲学的なむつかしい話ですね。・・・・
神も仏も人も、元をたどれば皆同じ存在(エネルギー)に繋がって
いるってことですかね・・・
お釈迦さまが誕生した時には色んな花が咲き誇り、すべての
生き物が歓声をあげ、天からは甘露の法雨が降り注いだ
そうです。
この甘露にちなんで甘茶が、かけられます。
甘茶は甘みが強く、カロリーがないため糖尿病の方の砂糖の
代用品といて使われてきました。
甘茶の甘味成分は同量の砂糖の1000倍に匹敵します。
みなさん、おぼえていますか?
「想い、想われ、振り、振られ」・・・そうです、ニキビの出場所ですね
その出る場所については諸説があるようです。
額が「想い」、あごが「想われ」、左ほほが「振り」、右ほほが「振られ」
というのがスタンダードみたいですが、一部に鼻の頭が「想われ」
額が「振られ」という説もあるようです。
ニキビは医学的には性ホルモンの分泌異常や睡眠不足、ストレス、
などによって皮脂が過剰に分泌されるとき、つまり皮膚が脂っぽく
なると発生しやすくなります。
特に、この時期(木の芽時)になると、色々吹き出てきます。
青春のシンボルといわれるニキビ(尋常性座瘡)もこの季節に
悪化しやすくなります。
二十歳(ハタチ)過ぎれば「ニキビ」と呼ばず「吹き出物」というらしい
漢方的な見方では、
あごのニキビは・・・胃腸虚弱、貧血、生理痛、冷え性のあらわれ。
額のニキビは・・・・のぼせ、婦人科疾患、ホルモン異常など。
ほほのニキビは・・・目のそばは、過労、睡眠不足、ストレス、悩み。
ほほの両あご沿いのニキビは・・・生まれつき肝臓の弱い方、や
酒タバコ薬物の過剰。
鼻の頭は・・・・辛いものや脂っこい食べ物のたべすぎや胃炎などのとき。
治療には外と内からの手当てが必要です。
良く効く漢方処方もありますので、ぜひご相談ください。
三連休の最後の日、あいにくな天気になりました。
ゆっくりお酒(焼酎)を呑まれた方も多かったことでしよう。
昔から「酒は百薬の長」という言葉がありますが、
この言葉の出所はというと、古代中国の歴史書『漢書』の
中の「食貨志」という章に、「それ塩は食の将、酒は百薬の長
、嘉会の好、鉄は田農の本」と記されています。
しかし、この言葉は当時、国の実権を握っていた王莽(オウモウ)と
いう人の政治的思惑と深く結びついていました。
中央集権的な政治体制を目指していた王莽は、塩、酒、鉄を
国有化(専売事業化)しようともくろみ、その宣伝に「酒は百薬の長」
というキャッチフレーズを作った。
それが現代まで伝わっているとのこと。
とはいえ、酒が健康維持・増進に様々な効用をもたらすという話
自体は現代科学の目から見ても事実といえます。
アルコールは、血液の循環を良くし、疲労回復やストレス解消に
役立つ。また食欲中枢を刺激するので、食欲増進にもつながります。
風邪のときには、体を温める「タマゴ酒」や「ショウガ酒」を飲むと
良いという民間療法もよく知られています。
漢方では薬味酒として色んな生薬をあわせて薬酒を作って
病気に対応してきました。
梅酒なども薬酒の一つです。
薬味酒もさまざま・・・・(写真中の虎骨酒は現在はありません。)
また、先ごろ「国立がんセンター」によって、お酒の健康パワーを
具体的に裏付ける調査結果が発表されました。
それによると、一日当たり、日本酒にして一合以下の飲酒量の
人は、まったく酒を飲まない人に比べて死亡率が低いということ
です。二日に一合程度だと、死亡率はさらに低くなります。
一方、毎日三合以上飲む人は、まったく飲まない人より、
死亡率は高くなることも明らかになっています。
酒が健康に良いのは確かですが、「適量」を超えると毒にもなる
ということを忘れないでください。
漢方的な考えでは春は肝が一番過酷に働かされる季節です。
日頃、肝臓の弱い方にはつらい季節になります。
漢方でいう所の肝は肝臓だけでなく胆のうや自律神経それに
筋肉、目なども含まれます。
肝が弱ると目の異常や身体の疲労や脱力感が起こります。
また春には自律神経が失調しやすくなります。
精神的にはイライラや不安感、情緒不安定、パニック、
鬱(ウツ)なども起こりやすくなります。
今まで眠っていた悪因が春の陽光にあぶり出されて
色々出てくる季節なのです。(冬眠から目覚める季節)
身心にアレコレある方は漢方療法が効果的です。
ぜひ、ご相談ください。
ご参考に最近多い“うつ”の診断基準を記しておきます。
(アメリカ精神医学会の基準)
① 憂うつ気分
② 趣味または喜びの喪失
③体重減少(増加)、食欲不振(増加)
④不眠(過眠)
⑤精神運動制止または焦燥
⑥易疲労性または無気力
⑦無価値感・罪責感
⑧思考力や集中力減退 決断困難
⑨死について反復思考 自殺企図 自殺念慮
①②のいずれかがあり、 ③~⑨までの症状が5つ以上あって、
2週間以上続く場合となっています。
今日はバレンタインデー。
さて、何個義理チョコもらえるかなぁ~
ギリでも何でもプレゼントってうれしいものですよね。
でも、みなさん沢山チョコレートもらったからって
一度に食べすぎは禁物ですよ
疲れた時の特に脳への糖質補給には
少量のチョコレートは効果的ですが
チョコに含まれる成分により血管が拡張して
気血が上昇して、のぼせ、鼻血、頭痛の原因
になります。
とくに、頭痛もちの貴女・・・チョコは頭痛の引き金
になりますから過食には要注意ですよ
ココアなどもね