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2009年02月24日 18時44分

ここ何日かお天気もぱっとしませんね・・・

株価も下がりぱなしだし。

ニューヨーク株式と数字まで連動しているみたいで・・・

やっぱり日本はアメリカの属国かぁ~:exult:

とかなんとか考えながらミカンを食べてま~す。:-D

これ:arwbottom: 今食べたミカンの皮・・・

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乾燥させて刻んだもの:arwbottom:


ミカンの皮も漢方では“陳皮”~ちんぴ~といって

漢方の胃腸の処方に良く使われます。

食欲増進、消化促進、子供の咳などに。

ミカンの皮にはヘスペリジン(ビタミンP)が多く含まれ

血管を強めます。

また、お風呂入れると肌あれや冷えに効果的です。:memo:

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2009年02月23日 14時38分

昨日は一日中雨でしたね・・・

妻や娘にせがまれて買い物に。

雨なのに立ち寄った中華料理店は長蛇の列:cry:

そうだ・・・日向のそば屋に行こう・・・:!:

日向の大御神社から坂を上ったところにある

竹茶庵さん・・・打ちたてのおそば・・・

美味しかったで~す。:wink:

さて、今日の生薬は可憐な白い花を咲かす

くちなしの登場です・・・かおなしではないですよ:ase:

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くちなしは漢方では実(下の写真)を使用します。

漢方名を“山梔子”~サンシシ~とよびます。

効能は清熱解毒・・・つまり体内や皮膚の炎症をとる作用。

それに、不眠や精神不安にも使用します。

その他にくちなしの実は栗きんとんや

サツマイモの料理の色付け(きれいな黄色)に使います。

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2009年02月21日 16時16分

今日も良い天気ですね:sun1:

しかし明日から天気は下り坂・・・

今日は身近な生薬のつづきです。

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これはみなさん良くご存知の・・・・

はい!・・・セミ・・・セミの抜け殻です。

小さいころ、よく木に着いているセミの抜け殻を

取ってきて遊んだものです。

漢方では蝉退(ぜんたい)といって

熱さましや皮膚の炎症に使用します。

漢方処方では「消風散」~しょうふうさん~の中

に入っています。この処方はアトピーなどのかゆみの

強い皮膚炎に多用します。

たくさん取れたから買ってくれ・・・つて:roll:

それは、やっておりません・・・あしからず:ase:

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2009年02月19日 15時55分

今日は冷たい雨の一日です。

寒いですね~。

こういう日の夜は、おでんと熱燗が最高ですね。:wink:

今日も昨日に引き続き身近な薬草について

お話いたしましよう。

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これは何だと思いますか・・・・

“柿のへた” ですよ:!!:

柿のへたも立派な漢方生薬なのです。

漢方薬の「柿蔕湯」~シテイトウ~という処方の

中に配合されています。

なんと・・・しゃっくりの特効薬だったのです。:!!:

柿のへただけでも煎じて服めばしゃっくりに良くききます。

まだまだありますよ・・・・・・<続く>

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2009年02月18日 19時05分

今日は気持ちの良い日でしたね~。

朝、自転車で田んぼの中を走っていると

雲の合間より陽光がまるで仏様の後光のように

差し込んでいました。

何と神々(こうごう)しい情景・・・・

何だか、すがすがしい気に覆われての一日の

始まりでした。

今日は生薬のお話を・・・

みなさん、地龍(じりゅう)って聞いたことありますか。:?:

じつは、みなさん良くご存知の“ミミズ”のことです。:[]

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漢方では熱さましとして昔から重宝されてきました。

当店でも原因不明の長引く発熱には大変良く使用します。

また、最近ではミミズの体内成分(ルンブルキナーゼ)

が血栓溶解作用があることがわかり、血流障害に用いられて

います。

みなさんも発熱の時にはぜひどうぞ:hahaha:

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2009年02月10日 18時20分

立てば芍薬(シャクヤク)
座(すわ)れば牡丹(ボタン)
歩く姿は百合(ユリ)の花・・・

みなさん、これらの文章聞いたことありますか?
そうです。

昔から云われて来た美人の様子をあらわした
文言ですよね

美人とは立ち姿は芍薬の花のように凛として、
座れば牡丹の花のように艶やかで
歩く姿はユリのように優雅である。

・・・・・貴女はどうですか:6v6:

この文言にはもう一つの意味が隠されていました。

(腹が)立てば芍薬の根をのみなさい。
・・・腹直筋の緊張やイライラには芍薬を・・・

(生理痛などで)座れば牡丹の根をのみなさい。
・・・生理痛や婦人病には牡丹の根を・・・

(ふらふらとユリのように)歩く人には百合の根を・・
百合の根には鎮静効果があり気病によい・・・

どうです、みなさん ちゃんと漢方薬的意味があったん
ですよ・・・・:roll:




 
2009年02月05日 19時53分

今日は暖かい日でしたね。:sun1:

今日は頭痛のご相談の患者さんが多かったです。

月齢や気圧にも左右されるみたいですね。

最近、若い女性が頭痛でご来店されます。

やはり、痩せ型でいかにも冷え性って感じの女の子。

よく問診してみますと、やはり・・・・

食生活の乱れ、夜更かし、運動不足。

前回までの食事のウンチクで書いた陰性の甘い食べ物

を多くとっていたり、携帯の長話で夜更かし・・・

結果として冷えて血行が悪くなり頭の栄養や酸素が

行き渡らなくなり頭痛を発症するパターンが多いですね。

生理痛や不順なんかも伴います。

生理時は骨盤内に血液が集中して頭へ行く血液が

減ってしまい頭痛、イライラ、肩こり、ぼんやり・・・

・・・生理前から性格が豹変する貴女:evil:・・・

日頃の食生活や生活習慣を見直して血液を増やしましょう:!!:

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2009年02月04日 18時12分

今日は良い天気で空にはスジ状の雲が出てました。
みなさん、風邪は引いていませんか:!!!:
手洗い、うがい、マスクで風邪予防しましょう:!!:

今日は前回の陰陽五行説の補足です。

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占いの相性ってこの五行説が基本になっているって
ご存知ですか。

この図には書いていませんが
肝→春→酸→木
心→夏→苦→火
脾→土用→甘→土
肺→秋→辛→金
腎→冬→鹹(塩)→水
のように配置されています。

年末ごろに書店の並ぶ新年の暦(こよみ)には
誕生年の九星が書いてあります。

一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星・・・・
見た事ありますか・・・・:!!:

この水とか土とか木とかをみて大体の相性を判断します。

例えば、水は木を育てるので相性は吉です。(相生関係)
逆に水は火をけしますので相性は凶なのです。(相剋関係)

図の両隣どうしは相性は吉で、その他の星は凶になります。:memo:

金は火に溶かされて凶、木は金(属)に切られて凶、
土は木に養分をとられ凶、土は水に流され凶、
などのように説明がつきます。

みなさんは、職場の人たちや恋人、家族との相性はいかがでしょうか。



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2009年02月03日 19時57分

今日はあいにくの雨でした。

節分の鬼も出不精になってじっとしているかも:evil:

さてさて、今回は前回の五味に続き、五味と季節について

書いていきましょう。

漢方理論の陰陽五行説では季節も五季に分れます。

・・・・? 四季で季節は四つでは:?:

五行説では、春、夏、秋、冬に土用を加えます。

そうです、あの有名な土用の丑の日のうなぎの土用です。

土用とは立夏・立秋・立冬・立春の前の約18日間。

つまり季節の変わり目のことで年に四回あります。

春・・肝臓・・酸 春は肝蔵がもっとも働く季節、
   その時期にすっぱい物を摂ると良いということ。

夏・・心臓・・苦い 夏は血流を盛んにして熱交換を強力
   にしなければいけない季節で心臓の働きはピーク
   になります。そのような夏には苦い味・・・そうです
   夏はビールにゴーヤ:exult: たまりませんね・・・・:**:

秋・・肺・・辛らい 秋は植物の葉っぱ落ち大気が薄くなる
   季節、肺が活発に活動して薄くなった大気から酸素
   を取り込まなくてはならず活動はピーク。
   そんな肺にパワーを与えるのが辛いたべものです。
   秋にこそ明太子パワーですぞ~桝元さんヨロシク:!!:

冬・・腎臓・・鹹(かん) 冬になると体表の汗腺が閉じて水分
   は尿へと導かれます。そのような冬には腎臓が大活躍。
   そんな腎君には天然ミネラルパワーが必要になります。

土用・・脾(胃腸)・・甘 季節の変わり目はとかく胃腸が弱り
   がち・・・そのような時には甘み、それも天然の甘みにより
   胃腸が元気になります。(砂糖ではなく野菜や魚や肉の
   中に存在する甘み) やっぱり土用はうなぎの蒲焼か?
   年に四回も食べられまっせー:mrgreen:
   
みなさん、季節によって五味を使い分けるのもいいですよ。:**:

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2009年02月02日 20時39分

みなさん、今日は食べ物の味についてのお話です。

味覚には酸、苦、甘、辛、鹹(かん・・・塩からい)

の五味があります。

食物もそれぞれこの五味を備えています。

漢方ではこの味によって身体への効能を考えます。

陰陽五行説という漢方の基礎理論には

それぞれの味を各臓器(肝、心、脾、肺、腎)

にあてはめています。

酸・・・すっぱい食べ物は肝に良い(実際クエン酸や食酢は肝臓によいです)

苦・・・にがい食べ物は心に良い (コーヒーは心臓拍動を強めます)

甘・・・あまい食べ物は脾(胃腸)に良い(甘いは砂糖の甘さではなく
           自然の野菜などの甘みのことで胃腸を元気にします。
           最近ではある種の糖がビフィズス菌を増やして
           胃腸を丈夫にすることが判っています)

辛・・・からい食べ物は肺に良い (大根や生姜や唐辛子などの辛さは
           肺の機能を活発にし発散作用があり風邪の
           の時などに食べると良いといわれています)

鹹(塩)・・塩からい食べ物は腎に良い (塩とは食塩をさすものではなく
           天然ミネラル成分のことで、それらが不足すると腎
           が衰えて老化が進むといわれています)

食事も五味のバランスを考えて健康維持に役立てたいものです。:!!:

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