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2009年02月02日 20時39分

みなさん、今日は食べ物の味についてのお話です。

味覚には酸、苦、甘、辛、鹹(かん・・・塩からい)

の五味があります。

食物もそれぞれこの五味を備えています。

漢方ではこの味によって身体への効能を考えます。

陰陽五行説という漢方の基礎理論には

それぞれの味を各臓器(肝、心、脾、肺、腎)

にあてはめています。

酸・・・すっぱい食べ物は肝に良い(実際クエン酸や食酢は肝臓によいです)

苦・・・にがい食べ物は心に良い (コーヒーは心臓拍動を強めます)

甘・・・あまい食べ物は脾(胃腸)に良い(甘いは砂糖の甘さではなく
           自然の野菜などの甘みのことで胃腸を元気にします。
           最近ではある種の糖がビフィズス菌を増やして
           胃腸を丈夫にすることが判っています)

辛・・・からい食べ物は肺に良い (大根や生姜や唐辛子などの辛さは
           肺の機能を活発にし発散作用があり風邪の
           の時などに食べると良いといわれています)

鹹(塩)・・塩からい食べ物は腎に良い (塩とは食塩をさすものではなく
           天然ミネラル成分のことで、それらが不足すると腎
           が衰えて老化が進むといわれています)

食事も五味のバランスを考えて健康維持に役立てたいものです。:!!:

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