今日は、チベットの小さいシンバルのような楽器?をご紹介しましょう。
以前、アジアの民芸品を取り扱う店に行った時に購入したものです。
「ティンシャ」とよばれ、もともとチベット密教において、龍神を呼ぶ際に
使われるそうです。中心には結界を張る道具「カツマ」をあしらい、
その周りには陰陽を表す二体の龍が描かれています。
種類も数多くあります。
シンバルのようにベルを合わして音をだしたり、摺り合わせて
音をだしたり、上の写真のような持ち方でベルの辺どうしを
当て合って音を出したりします。
両方のベルの、わずかに違う振動数が何ともいえない心地よい
“うなり”を発生させます。
一度、この音を聞いたら病みつきになること、請け合いですよ。