どうやら新型インフルエンザが発生したようです。
今後、日本でも流行の恐れがあるため注意を呼びかけています。
今回は漢方の抗ウイルス薬として重宝される「板藍根」のご紹介です。
板藍根(ばんらんこん)は、中国では家庭の健康を守る常備薬として
広く普及し、誰もが知っているポピュラーな生薬です。
解毒作用と抗菌作用、抗ウイルス作用に優れているため、
インフルエンザや扁桃腺炎、ウイルス性肝炎などに用いられ
ています。以前より、新型インフルエンザ発生の危険性が
世界的に高まっていて、東南アジアなどで鳥インフルエンザ
がヒトに感染し、死者が出ているほか、欧州でも鳥インフル
エンザが発生。ウイルスの突然変異によって、ヒトからヒトへ
感染する新型発生の危険性が危惧されてきました。
今回の発生は予想もしなかったブタインフルエンザ、しかも
北米大陸からの発生ということで大変混乱しています。
ワクチンの予防接種、発症後の抗ウイルス薬の服用などのほかに
板藍根も、その予防策の一つとして大きな期待が寄せられています。
板藍根は、アブラナ科のホソバ大青やキツメノマゴ科の琉球藍の
根茎および根が用いられます。
漢方では、清熱涼血・解毒の効能があり、高熱や発疹、咽喉痛を伴う
感染性熱性疾患、脳炎、髄膜炎、肺炎、耳下腺炎などに用いられます。
家庭でできるインフルエンザの予防には、
うがい 手洗い 板藍根!