今日は、晴れだと思ったら雨が降ったり、また晴れたり・・・
思わせぶりな天気でした。
ちょうど、お昼ごろ黄色い交通安全のシートをつけたランドセルの
“ピッカピッカの一年生”の集団下校の列が店の前を過ぎていきました。
なんか、とってもかわいかったです。
そういえば、もう○十年前、うちの娘も息子もあんなだったなぁ~と
懐かしい気持ちになり一瞬、胸がジ~ンとなりました。
ということで、今日はビワ(枇杷)のお話です。
昔からの諺に、「ビワを家の庭に植えると病人が絶えなくなる」・・・
というのがあります。何かビワには毒があるようにもとれます。
みなさんもビワの果実はよく食べることと思いますがビワは
とくに葉っぱは薬草になります。
古くは、仏教の経典の中に登場する大変古くから使われていた
薬草なのです。お経に載っていたとのことで、かって多くの寺院の
境内にビワの木が植えられたそうです。
ビワの葉は煎じて飲むと胃腸、肝臓、咳、ゼンソク、気管支炎など
によく効き、最近ではガンにもよい成分が判ってきています。
また、ビワの生の葉を火であぶり患部に当てて腰痛や神経痛
喉の痛みなどによいと言われています。(ビワの葉温灸など)
昔、寺院には、その効能を知った病人たちが、ビワの葉を
求めて集まってきた。
それがいつしか「ビワは病人を呼ぶ」という言葉が転じて
「ビワを庭に植えると病人が絶えない」になったと言われています。