糖尿病は近年、患者数が急増している病気の一つです。
現在、40才代では10人に1人の割合で発病、50~60才代では
4~5人に1人は予備群も含めて発病する危険性があると言われて
います。
糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌や働きが低下する
病気で、血糖値が上昇します。
病気の初期は自覚症状がないことが多いので、健康診断などで
指摘をうけても病院に行かない人も少なくありません。
しかし、病気が進行すると神経、目、腎臓、皮膚などに合併症が
でるようになったり、動脈硬化が起こって心筋梗塞や脳梗塞の
危険性も高まります。
病気を正しく理解して生活習慣を改め、食事療法と運動療法を
基本に血糖値をコントロールします。
なかなか血糖値が下がらない場合、西洋医学では、血糖降下薬
の投与やインスリンの注射を行います。
漢方薬は自覚症状を改善したり、糖尿病の体質改善や
合併症の予防や改善にも役立ちます。
その人の症状によって、さまざまな漢方薬やお茶類があります。
糖尿病によく使用する処方