みなさんこんにちは!
まだまだ冷えますね〜
明日は最低気温が0度とも出ていましたが、
こんなに寒くてどうするんでしょうか?
さて、ひな祭りも終わり、次はいよいよ五月人形ですが、
そもそも五月人形ってなぜ飾るのでしょうか?その理由というのは、
もともと端午の節句は、悪鬼や災厄を祓うのが目的で、
武家屋敷の塀や門に柵を作り、幟(のぼり)や兜・槍・なぎなた等を並べてる外飾りでしたが、
やがて鎧兜を着せた武者人形を飾るようになったそうです。
でも庶民は本物の武具などは持っていませんから、
最初は厚紙などで兜や剛毅な武者の人形を造り飾っていました。これが五月人形の始まりです。
やがて文化の円熟した元禄時代になると、外飾りではなく室内に飾るミニチュアサイズの幟が登場し、
同時に弁慶や義経等の史実に残る勇猛な人物の武者人形や疫病から
人々を守る鍾馗様が盛んに作られ飾られるようになります。
この頃から武家と庶民の飾りに差異が無くなり、外飾りではなく室内に飾る内飾りが主流になり、
現在に近い形の端午の節句のお祝いの仕方が普及していったという訳なんですね〜
人形・鯉のぼりの展示は来週くらいを予定しております!
展示の準備が済みましたらまたブログの方でご報告させていただこうと思います!
田島