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2009年03月14日 17時17分

恋しているときや好きなことに熱中しているときは、
誰でも目がキラキラと輝いています

逆に無気力なときは「目が死んでいる」「目に力がない」
ということになります。なぜ目はこれほどまでに精神状態を
反映しているのでしょうか:?:

また、漢方では患者さんの目を見ることから診察を始める
ことが多いのです。

漢方医学では鼻は肺、口は脾(胃腸)、耳は腎というように
感覚器と臓腑とは密接なつながりがあると考えています。

目と最も関係の深いのが「肝」なのです。

良い精神状態のときに目が輝くのは、肝が順調に機能
していることを表しているのです。また目がショボついたり
疲れやすい、痛むといった症状は肝の気血を巡らせる
機能(疎泄作用)が失調していたり、肝に蓄えられている
血が不足しているときに出やすい症状です。

出産後、本やテレビを見ないように指導されますが、
これは出産に伴う血の消耗で肝に蓄えられてある血が
不足して目に栄養が行かないので、この時期に目を使うと
目にダメージを与えて眼病になる恐れがあるためでした。

また、「春季カタル」(炎症)といって春先になると目が充血
して涙や目ヤニがでて大変痒くなるものがあります。

これも肝の機能が失調しやすいことと関係があります。

日頃、貧血気味の人は春にはこのような症状がでやすく
なります。漢方で血を増やしたり、肝の機能を強化したり
して楽しいスプリングライフを送りましょう。:leaf:

漢方生薬成分配合目薬:arwbottom:
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