1月も今日で最後、最近やたらと時間のたつのが早い・・・
地球が早回りしてるのか、はたまた我が身の老化なのか
では今日も漢方的食養のことを・・・
“一物全体” ということについて講釈たれま~す
みなさん、魚はどこを食べますか?
決まってるじゃないか・・・・脂ののった身の部分ですよ。
そうですよね・・・それが普通の人ですよね。
しかし、漢方的には ブー なのです。
人は食物の持つあらゆる栄養を余すところなくとらなければ
いけない・・・という考え方が “一物全体” なんです
だから人は食べ物を丸ごと(頭からシッポまで)食べるように伝えています。
逆に言うなら丸ごと食べられるような小さなものを食べるということです。
牛や豚を丸ごと骨まで食べられますか??・・・ノーですよね。
本来の人間の食べ物ではないということです。
自分の素手でつかめるぐらいの獲物までなら食べて良いように
自然はつくられています。
また、一物全体の考えには“目には目を、歯には歯(骨)を”みたいな
イスラム教のようなことを言っています。意味は違うとおもいますが・・・
つまり、目の悪い人は目をたべなさい。骨の弱い人には骨をたべなさい。
肝臓の悪い人はレバーをたべなさいetc・・・
実際中国では脳病の人に猿の脳を与える治療法があるくらいですから
同じようもので同じような病気を治すという考えでした。
みなさん、今日から魚を丸ごと食べて骨太になりましょう