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夏バテの漢方・・・その2

2009年07月29日 17時16分

今日は大変蒸し暑い日になりました。

店頭でも朝から食欲不振のお客様が、ご相談にみえられました。

日本では古くから夏の食欲不振に、ネギやミョウガ、シソなど香りが

強くて辛みのある薬味や香辛料などを使用してきました。

また、刺身のツマには必ずシソの葉が添えられています。

それは、香りなどの刺激が胃腸の働きを活発にすることや、

シソを添えることで食中毒が予防できるということを経験的に知って

いたからです。
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そのような香りの薬草を配合した夏場の漢方処方に「藿香正気散

~かっこうしょうきさん~があります。

藿香正気散には藿香や蘇葉(そよう:シソの葉)など香りの高い

生薬も多く含まれており、暑さや冷たい飲食物をとり過ぎて働きの

悪くなった胃腸を癒し、食欲不振などを改善することができます。

また、藿香正気散の主薬である藿香は、適度に体を温めて湿気

も発散させてくれます。その働きにより夏カゼの薬にもなります。

処方名の頭についた藿香(かっこう)は、体に取り付いた

邪(ウイルスなどの病原菌)を発散させる生薬で、この処方の主薬

でもあります。次の「正気(しょうき)」とは、からだの内外の冷えや

湿気などが原因で、乱れてしまった気を正すという意味で、

この処方名が付けられました。

夏バテで食欲不振の方や夏かぜの方には、ぜひお奨めの処方です。


カテゴリ:☯漢方茶論

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