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2009年06月25日 19時14分

夏季は胃腸に気をつけましょう

東洋医学の陰陽の概念では、環境が暑くなると調和をとるために

身体の内部(胃腸)は冷えて、バランスをとろうとします。

江戸時代の名医、貝原益軒先生は養生訓で 

「夏季は冷たいものを摂るべからず、熱きものを食せよ」

と言っています。

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夏は野菜や果物が豊富に出回ります。 これらをうまく食べることで

十分に熱を冷ますことができます。 日本の夏は暑さだけでなく、

湿度も高くなりがちです。 そのために良く動いて汗をかき、水分の

調節をしていますので、喉には美味しいビールや冷たいものを

摂りすぎると胃腸を冷やし過ぎるだけでなく、胃腸に水滞を生じて

しまい消化機能が低下します。

夏に下痢が多いのは、これも一つの原因なのです。

夏の食欲不振は疲労だけでなく、水分の摂り過ぎに原因している

ことが多いので注意が必要です。 漢方医学では「脾(胃腸)は湿を嫌う」

といって、水分の取り過ぎを戒めています。   つづく

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