今日は朝から寒かったですね~。
寒のもどりってやつでしょうか。
昼休みにテレビを見ていたらWBCで優勝した原監督の
胴上げのことが話題になっていました。
原監督は試合後の胴上げで落とされてしまったそうです。
「あれはわざと落とさせた」などと・・自作自演のうわさ・・
どちらにせよ、勝って嬉しい花いちもんめ・・・
♪どーうでもいいですよ~♪・・・ですね。
みなさん、「胴上げ」は何のためにするのか考えたことありますか
一説によりますと、地方の農村には初めて祭りに参加する
子供を何回か胴上げする風習が残っていたり、「胴ぶるい」と
いう体をふるわせて災厄を落とす風習が伝わる例があるそう
ですが、そのルーツはよくわかっていないようです。
江戸時代の浮世絵には年末の、すす払いのとき商家の主人
が胴上げされている図があり、その注釈には胴上げではなく
「胴ぶるい」と書かれているそうです。
すす払いは一年の汚れと一緒に災厄を落として、新しい年の
神を迎え入れる行事だから、「胴上げ」は「胴ぶるい」を発展
させた厄落としの意味で始まったものらしいとのこと。
これが優勝の時や、めでたい門出に行われるようになった
のは、厄落としの意味に加えて、胴上げされる者を「次の段階や
地位へ移行させる祝い」の意味と、胴上げする側の魂を活性化
させ、高揚感を共有するために習慣化したのではないか・・・・
というのが民族学者らの見解だそうです。
どうやら日本だけの習慣みたいですね。