♪一日一杯のシジミ汁、ミネラル鉄分カルシューム~♪
私の一日はNHKの朝の連ドラ「だんだん」から始まります。
このドラマは島根のシジミ漁師の双子の姉妹が主人公で
人々の数奇なめぐり会いがテーマになっています。
この中で主人公がよく歌う曲に「しじみ汁」の歌があります。
私はこの、しじみ汁が大好物で疲れた時には特に美味しく
感じます。しじみは漢字で蜆と書きます。
しじみは手ごろな値段で買え、味噌汁にするといいダシが
でます。また大変美味しいだけでなく
「しじみは黄疸に効く」「しじみは酒飲みの薬になる」と
言い伝えられてきたように、しじみが肝臓に良いという話は
広く信じられてきました。確かに栄養学的にも肝臓に
必要なタンパク質やミネラルがことのほか豊富で弱った
肝臓の回復には持って来いの食材と言えます。
牡蠣(かき)などにも同じことがいえます。
やはり、しじみ汁が美味しいと思うときは肝臓が疲れている
証拠になるようです。
今朝の、このドラマのなかで若い医者が離島での医療につ
いての葛藤を語る場面がありました。
患者さんの死ぬのを何もせずに待つのですか・・・?
待つのではなく、患者さんと共に生ききるのだと・・・。
なかなか、いいことを言うなぁと感心して見ていました。
人間は、生かされている事をアタリマエにしてしまって
少しの他人との違いで悩み苦しむ事があります。
天文学的にみても未だに宇宙は不毛な天体ばかりです。
この奇跡中の奇跡の地球が存在し、しかも今、
そこで自分が「生きている」。
生きているだけで、9割以上の幸運をつかんでいるのです。
貧乏、病弱、失業中・・これらは必ず変化し変わるものです。
コロコロと変わるので幻かも知れません。
変わる幻が、9割以上の幸福を忘れさせます。
とにかく、生きていれば良いのです。
例えベッドから動けなくても、生きてさえいれば
「一つの宇宙」が、そこに在るのです。
人間は直ぐに、この幻に負かされてしまいます。
だから「生きているだけで有難い」と、いつも想い起こす
ことが大事なのです。
全ては、そもそも「生きている上」での事だと、大きな視点に
心を戻してくれます。
既に与えられている大きな幸福を思い出させてくれます。