これから寒くなって、
日本酒がいつもより美味しく感じられる様になってきますね
清酒は日本で古くから作られてきた、米を主原料とする醸造酒です
古事記や日本書紀にも酒作りに関する記述がありますが、
現在の様な「澄んだお酒」清酒の製法の技術が確立されたのは、
江戸時代に入ってからと言われています
清酒の製法として、
基本的には、酒造米を麹、酵母で糖化。
醗酵させてもろみを作り、これを絞って濾過、
火入れ(低温殺菌)した後、タンクに貯蔵します
この時点でのアルコール度数は、20度前後ですが、
瓶詰め前に割り水をして度数を下げ、
さらに火入れをして製品化する物が多いです
火入れをしていない「生酒」もここ数年増えていますね
醸造用アルコールを添加したり、ブドウ糖を加えた物もあります
それから、1989年の酒税法改訂によって、
それまでの、特急、1級、2級の区別がなくなり、
すべて清酒として同等に扱われるようになりました
これによって酒税面での差別がなくなり、
清酒は本来の品質による競合と多様化の時代に入ったと言われています
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